AND SNOW

COLUMN

競技の基礎知識をおさらい|スキークロス・アルペン・モーグル・スキーモ・カーリング

チームクレブのアスリートたちを応援するために、スキークロス・アルペン・モーグル・スキーモ・カーリングなど競技について基本的なルールや見どころを知っておこう!

illustration:Ikeuchi Lilie

スキークロス|SKI CROSS

4人の選手が同時にジャンプ台やカーブのあるコースを滑走し、
速さを競いあうスリルあるレース競技


[競技説明]
約1000mのコースにジャンプ台、カーブ、起伏が配置されている。予選は1人ずつ滑走しタイムを計測。決勝ラウンドでは4人同時にスタートする。決勝ラウンドはトーナメント形式。各組上位2名が進出。最終的に4名でメダルを争う。選手同士の接触は認められるが、故意の妨害は失格となる。


[見どころ]
複数人が同時に滑るため、抜きつ抜かれつの激しいバトルが繰り広げられる。選手同士の接触や転倒も起こりやすく、その度に順位が大きく入れ替わるドラマチックな展開がみどころ。とくに、ジャンプの着地後やバンクの出口での位置取り争いは、まさに肉弾戦。ゴールを切るまで予想外の展開が起こるため、順位が最後までわからない面白さがある。勝敗もその場で分かって観戦しやすい。


アルペンスキー|ALPINE SKIING

設置された旗門を通過しながら最短タイムを競うスキーの花形種目

[競技説明]
アルペンスキーにはダウンヒルやスーパーGといった「高速系」と、ジャイアントスラロームやスラロームの「技術系」という2種類がある。コース上の全旗門を通過し、最速のタイムを目指す。選手は一人ずつ滑り、電子計測システムで1/100秒まで正確に計測する。旗門の不通過は失格。ここでは若月選手が主戦場とする技術系に焦点を絞って紹介する。

[ルールと見どころ]
SL(回転)コースの標高差は180~220m。アルペンスキーのなかで最も旗門数が多く、旗門の間隔が狭い。短いコースで細かなターンが連続するため、高い技術力と集中力、そして瞬発力が要求される。GS(大回転)コースの標高差は250~450m。回転(スラローム)よりも旗門の間隔が広く、スピードが出やすい種目。高速域での正確なターン技術が重要になる。


モーグル|MOGUL

深く急なコブ斜面の途中に2つあるジャンプ台でエアを入れて
ゴールを目指す。滑走技術、スピード、エアの3つの要素を競う。


[競技説明]
コース全長は約235m。平均斜度28度の斜面に規則的に配置されたコブを滑りながら、途中にある2つのジャンプ台で規定の技を入れる。ターン、エア、スピードの3要素の合計点で競い合う。2人の選手が同時に滑り、勝敗を競うデュアルもある。

[ルールと見どころ]
得点はターン(60%)エア(20%)スピード(20%)の配分で100点満点。スムーズかつ正確に滑走しているかなどを評価するターン。2つのジャンプの完成度や難易度をみるエア。コースごとに設定された基準タイムと比較したポイント。ターンが勝敗を分けるポイントだ。

スキーモ|SKIMO

「Ski Mountaineering」を略したスキーモ(SKIMO)は、
スキーと登山を融合した山岳競技



[競技説明]
5つの種目があるSKIMO。雪山の自然地形が舞台の「インディビジュアル」、その短縮版「スプリント」、短距離を男女ペアで闘う「混合リレー」、登りのみの「バーティカル」、長距離・長時間で行う「チーム」。スキーや登山技術を駆使してコース走破を目指す。


[ルールと見どころ]
インディビジュアルの合計標高差は男子1300~1600m、女子は1150m~1400m。合計標高差が大きく、幾度も山を上り下りし、1時間半~2時間程度とレース時間も長いため、雪上のトレイルランニングとも呼ばれる。スプリントは標高差70mほどの斜面を、スキーやブーツで登り、スキーで滑降する、スピード感ある種目。


カーリング|CURLING

「氷上のチェス」とも呼ばれる、
高度な戦略とテクニックが求められるスポーツ



[競技説明]
1チーム4人編成。各エンドで交互に計16個のストーンを投げ、ハウスと呼ばれる円の中心に最も近づけることを目指す。投球時にストーンに回転をかけカーブさせて投げた後に、2人がブラシで氷をこするスイーピングで速度や軌道を微調整する。司令塔役の指示がキモ。


[ルールと見どころ]
最初のエンドはコイントスで先攻・後攻を決め、その後は得点したチームが次エンドの先攻に。各エンド終了時にハウスに最も近いストーンを置いたチームが得点権を有し、その際、相手より中心に近い自チームのストーン数が得点となる。これを10エンド繰り返すため、1試合は約2時間30分と長丁場に及ぶ。